一重まぶたと二重まぶた

 

ドンピシャンにしてもアイプチにしても、一重まぶたを二重まぶたにしたいから使用するわけですが、そもそも何故一重まぶたの人と二重まぶたの人がいるのかという疑問が湧いてきます。

 

実は、世界的に見た場合には、二重まぶたの人の方が圧倒的に多いわけであり、一重まぶたの人はモンゴルや中国、そして日本といった北東アジア地域にしかいないのです。

 

一重まぶたと二重まぶたの違いのひとつとして、まぶたの下の脂肪の量の違いがあり、脂肪の量が多いとまぶたがふっくらとして一重になり、脂肪の量が少ないとまぶたがたるむので二重になるというわけです。

 

また、一重まぶたと二重まぶたとの構造的な違いとなると、二重まぶたの人と一重まぶたの人では、眼瞼挙筋と呼ばれる上まぶたを持ち上げる筋肉の一部が、皮膚にくっついているかいないかという違いがあるのです。

 

生まれながらの顔の骨格というものも、一重まぶたと二重まぶたの違いに影響してくるようです。白人や黒人には一重まぶたはいませんが、それは彫りの深い顔を見てもわかるように、顔の骨格が目元が窪むようになっているために、一重まぶたになりようがないというわけなのです。

 

日本人の場合でも、生まれたときには一重まぶたであっても、成長して目鼻立ちが整ってくると顔の骨格の変化によって、同じように目元が窪み、二重まぶたになるというケースもあります。また、加齢によって皮膚がたるむことで二重まぶたになることも多いのです。